行方不明だったロマノフ家の2人の子をDNAで同定:アレクセイと姉妹の1人(PLOS ONE 2009)
2007年に発見された骨片を、ミトコンドリアDNA、核STR、Y-STRで2つの研究室が独立に解析し、皇太子アレクセイと姉妹の1人と同定した。姉妹の特定はDNAでは不可能だった。
系図系譜学および関連研究のニュース
2007年に発見された骨片を、ミトコンドリアDNA、核STR、Y-STRで2つの研究室が独立に解析し、皇太子アレクセイと姉妹の1人と同定した。姉妹の特定はDNAでは不可能だった。
副葬品の異なる5人が直接の血縁にあり、別の3人には血縁が検出されなかったことを示した、初期中世墓地の古代ゲノム解析を紹介する。
Íslendingabókの200年余りの家系記録を用い、生涯繁殖成功と親の投資の関係を分析した2016年・2017年の同一著者による2論文を、系図データの使われ方を軸に紹介する。
1991年発掘の9体は核DNAで家族集団と確認され、皇帝の骨に見られたミトコンドリアDNAのT/C混合は、弟ゲオルギーの遺骨に同じ混合があることで裏づけられた。
河南省の平糧台遺跡で出土した新石器時代後期の4人を解析し、3人が2親等の血縁で同じ住居前に埋葬されていたこと、1人が近親婚の産物と推定されたことを報告した研究を紹介する。
集団構造を組み込んだ2種類のモデルで、現存する全人類のMRCAは数千年前、全員が同じ祖先の集合を持つ時点は紀元前約2000〜5000年と推定した2004年のNature論文を紹介する。
17マーカーのSTR解析で見つかった最頻ハプロタイプは北西部で頻度が最大となり、ウィ・ニールの子孫と伝えられる姓と有意に関連した。研究の方法と結果、解釈の限界を整理する。
共有一塩基多型が2万か所以上なら4ツールは同程度だが、少ない条件では差が出る。著者らは複数ツールの並行利用を勧めている。
ヨーロッパ人2,257人のゲノムで190万個の共有区間を検出し、過去約3,000年の共通祖先の分布を推定した2013年のPLoS Biology論文を紹介する。
アジア16集団で見つかった一つのY染色体系統が、この地域の男性の約8%に及ぶことを報告した論文を紹介する。起源は約1,000年前のモンゴルと推定された。
擬似半数体データの不一致率から第1度・第2度の血縁を分類するREADが報告された。縄目文土器文化の遺跡で近い血縁の男性5人が見つかった。
速水融は江戸時代の宗門人別改帳を家族単位の記録として用い、出生・結婚・死亡をつなぐ家族復元の手法を近世日本に適用した。主要著作と書評・追悼論文から手法と位置づけを整理する。